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執筆者の写真整体 ここから

え?猫の体の柔らかさの秘密



こんにちは(^^)

ここから整体の一柳です。

最近、道を歩いていると猫にたくさん遭遇します🐈

高いところからジャンプして着地するあのしなやかな動きには

いつも魅了されます。


さて、その猫について問題です。

猫にあって犬にない骨はどれでしょう?




答えは鎖骨です。


え?猫も犬も同じ四足歩行動物だよね??

ん?待って待って!鎖骨のあるなしで何も変わらないでしょ??

という疑問もわいてきますよね。


調べてみるとおもしろ事がわかったので今回は、人ではなく猫のしなやかな動きの秘密についてお話しします


背骨の数



人間の骨は成人で206個あるとされていますが、猫の骨は約244本犬の骨は約320個あります。

詳細には、

人間は、頸椎7コ、胸椎12コ、腰椎5コ、仙椎5コ、尾椎1コ

猫は、頸椎が7コ、胸椎が13個、腰椎が7個、仙椎が3個、尾椎は4〜24個

種類や個体によって尾椎の本数が異なる様ですが大体において人間と同じ構成をしていることが分かります。

猫は、人間と比べて背骨の関節が大きく、さらに椎間板が人に比べて柔軟性が高い為柔らかい構造となっています。



鎖骨の秘密



人間の鎖骨は、胸骨や肩甲骨などと連結していると前回お話ししましたが、

猫の鎖骨は筋肉と繋がっているだけで、宙に浮いているような状態なのです。

正しく言えば、「猫の鎖骨そのものは存在するが、退化して機能していない」様です。



猫の鎖骨の大きさは数mm程度

四足歩行の動物にしては体に対してここまで大きな鎖骨があるのは珍しく、

その鎖骨の周りにある筋肉や骨格が、馬や犬などにはできない、猫ならではの前足の動きを生み出しているのです。

※犬の骨格には鎖骨ないため、前肢を人間の腕ほどに自由な角度に動かすことができません。


また猫は細い道をスルスルと通ることができるのも特徴ですが

それも鎖骨が小さいことで肩の柔軟な動きが可能になり頭が通れるほどしかない隙間でも通れる様です。もちろん人間の鎖骨は、胸骨や肩甲骨と関節を介してつながっているため、肩幅を大きく変えることはできません。


鎖骨があるから

猫は獲物を捕らえるのに前足を巧みに使える、猫パンチができる。

猫は木に登れます。しかし、犬は基本的に木に登れません。


その動きの差は鎖骨の存在です。

鎖骨があるから、前足を自由に動かせます。

鎖骨があるからこそ、筋肉はそこに着くことができ

肩の部分が安定します。

肩が安定しているから、前足は自由に動かせます。


この鎖骨の存在は、人間も同じことがいえますね。

鎖骨にあり、そこに筋肉がつき、肩が安定する。

安定するから上肢が自由に動かせる!!



肩甲骨の位置



猫の柔軟性を持って動く秘密がもうひとつ。

それは肩甲骨の位置になります。


猫は鎖骨がないため、肩甲骨の位置が特徴的です。

猫の肩甲骨は「首の後ろ」にあります。そのため、猫は肩甲骨を足の動きに従って柔軟に動かすことができます。


※犬の肩甲骨は筋肉で「体の側面」につながっています。そのため犬は足を横に開ける事ができず前後にしか動かせません。



ちなみに、ネコ科のチーターは鎖骨がないため、速く走れる

まっすぐに獲物を追いかけるハンターならではの骨格と言えますね!!



人の体に関わらず、いろんな動物の動きが気になってしまった今宵。


去年くらいもなんで人の骨盤ってこんな形をしているのか疑問に思い調べてしまったことを思い出しました💦


その話をすると人間が猿人で四足歩行の時代の話に遡ってしまうのでまた今度。。。


最後まで読んでいただきありがとうございました


ここから整体 中村公園院


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