こんにちは、ここから整体の一柳成美です!
今日は突然ですか10年前を振り返りたいと思います
というのも、10年前のこの時期、いわゆる2015年3月1日は私が持っている資格の柔道整復師の国家試験がありました。毎年この時期になるとこの国家試験を思い出し、様々な感情がよみがえります。
今回は、ただただあの日を振り返りかえった思い出話になりますので、付き合い頂けると嬉しいです
10年前の国家試験の記憶
◇試験前最後の学校
柔道整復師の国家試験は毎年3月の第1日曜日に実施されるため、2月27日(金)が試験前最後の学校でした。
先生方から、「3年間頑張ったね、今まで頑張ってきたこと、出し切っておいでと」エールを頂いたことを思い出します。
このとき、「国家試験の時は、本当に何が起こるかわからない、急に自信を失ってしまったり、落ちてしまうかもと思う恐怖から泣いてしまったりする受験生もいるから、落ち着いてね」と念を押され、「そんなわけないでしょ」と思った事がとても印象に残っています。
◇試験前日
朝早く起きて、何をしていても全然落ち着かない前日。とりあえず必須試験の問題をひたすら解いていました。自信をなくすことは避けよう作戦で難しい問題は絶対に手をつけず、自分は大丈夫!わからない問題なんてない!と一つ一つ自信を積み重ねる様な時間にしました。
と思っていても、ソワソワしていたので気分転換に近所の氏神様に国試(コクシ)ということで5+9+4=13円をお賽銭に入れて合格祈願に行ってきました!,,,と当時のTwitterに挙げていましたが、どう見ても18円、、、笑。それくらい焦っていたのでしょう。そしてそれに気づいたのも5年後。よほど気が回らなかったのでしょう笑
夜には同級生から「不安だ!コール」がきて電話をして、前日もみんなソワソワしているんだなあと安心したことを覚えています。
◇試験当日
寝たのか寝てないのかわからないくらいの睡眠だったのにすんなり目覚め、いつも通り朝の支度を済ませ、試験当日とは思えないほど冷静な私。なのに、家を出てから心臓の煽る音で吐きそうでした。
途中でクラスメイトと集合し、安心したか「試験が終わったら人目も気にせず中庭でジャンプしよう!」なんて約束をしながら試験会場に向かいました
試験会場に着き各自の教室に分かれてから、再度心臓が煽る音と共に試験まで待ち、開始時間になり試験スタート。
午前は必須問題があり、合否が分かれるほど大事な問題なので手を震えながら問題を解いていました。午前が終わり、教室を出て同級生の顔を見ると安心したのもつかの間、嫌でも聞こえてくる【答え合わせ】。それが正解と決まっていないのに「私、間違えているかも?」と一つ一つ魂を搾り取られる様な時間になり、号泣、、、笑
「泣いたりする受験生もいるよ・・・」先生が言っていたのはこういうことか、、、とそのとき思い出しました。今となっては笑える思い出となっていますが、当日の私はメンタルが削がれました。
午後の試験はメンタルが削がれたまま開始。なんですが、スラスラ問題が解け「あ、必須問題大丈夫だわ!落ちてる気が全くしない」と謎の自信が生まれるほど復活しました笑
全問題を解き終わって、マークシートのズレがないか、わからない問題を見直したり、安全な問題こそ大丈夫かと3回程見直したりと安心したり不安になったりを繰り返し、あのときの気持ちの浮き沈みはよくわからないほど、上下に動いてました。
3年間頑張ったモノをすべて出し切り試験を終え、謎の達成感に満たされ、教室から出てクラスメイトと再会し、「終わったね、、、お疲れ様!」と声を掛け合った時の事を今も覚えています
その後、約束のジャンプをすべく、全部の荷物を置いて上着も脱いで、全力ダッシュで中庭まで走って「終わったー!」って叫びながら全力ジャンプ。青春ですね笑
もちろんいろんな方にジロジロ見られましたが、そんなの一切気にしてません。
後日談にはなりますが、知り合いを通じて、「試験会場で試験の終わったあとに叫びながらジャンプしていた人居たね、うらやましかったなぁ」と言っていた人たちがいたようです。これがやったもん勝ちということですね。
なので、今後試験を受けた方は、試験当日全力ジャンプをおすすめします!!笑
試験が終わって、親に連絡をしてその後はクラスメイトと、お疲れ様会へ。この日に飲んだお酒はこの世のモノと思えないくらい美味しかったです。そしていまでもこれ以上美味しいお酒を飲んだことがありません。
そして、家に帰り、試験が終わったことと3年間支えてくれた家族に感謝を伝えました。
そうやって10年前の国家試験の日、3年間苦楽を共にしてきたクラスメイト、叱咤激励をして下さった先生方、常にそばで支えてくれた家族に感謝してこの日を終えました。
そんな試験を終えて国家試験にも合格し、勉強から解放されたー!と喜んでいる私でしたが、このあと仕事に就いてからの方が過酷だなんて、この時は知る予知もありませんが、、、。
◇今の私
10年前のこの時期、そして資格を取ると決め専門学校に入学して学生の期間を含めると約13年間があり、今の私がいます。
紆余曲折ありましたが、「どんな柔道整復師になりたいか」という考えの根源は大きく変わっていません。
それは「一つでも多くの笑顔を増やすこと」
ただ、資格を取得してから様々な患者様に出会い、様々な先生方に出会い、様々な活動をしている同業者の方と出会い、様々な事を感じ、学び、吸収していく中で、「一つでも多くの笑顔を増やすこと」とは改めて何か?と考えを深めるため、自分と向き合い、今度どんな活動をしていきたいか、どんな社会を創りたいか、どんな人に出会いたいか、どんな人に貢献したいか、どんな価値観を大切にしていきたいかを内省をして、「笑顔が増えた先に何があるのか」定める事ができたので、今のようなカタチで活動しています
改めて、その内容についてお話しする機会を改めてつくりたいと思います。
長文になりますが、10年前の振り返りを読んで下さりありがとうございました。
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